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「アベノミクスの失敗と17春闘の展望」関野先生の講演を聴きました

3月4日、山口県セミナーパークで開かれた「2017年国民春闘・山口県総決起集会」で下関市立大学経済学部教授・関野秀明さんの講演がありました。
 関野さんは最初に、「アベノミクスの現状はどうなっているのか」と問いかけ、安倍政権の下での実質賃金の低下、家計消費の減少の状況をグラフも示しながら「アベノミクスで実質賃金はマイナス4.6%。勤労者世帯の実質可処分所得は30年前の水準に減少している」と話され、「その原因は正規雇用を減らし非正規雇用を増やしてきたことと、貧困を利用した資本の蓄積が進められてきたこと」「国民の賃金の低下をテコに大企業、富裕層は過去最高の収益を上げる仕組みが作られてきた」「結果として貧困と格差が広がる社会になった」と指摘されました。私たちの暮らしの実感にも合い、分かり易い説明に会場の参加者がうなづきながら聴いている様子が印象的でした。
 関野さんは「それでは」と話を進め「今年の春闘で労働組合の役割として期待すること」として次の3点を挙げられました。
①大幅賃上げを勝ち取ること。賃上げを実現するためには闘うこと。世界の労働者、組合は闘っている。「国際競争力」論のごまかしを見抜くことが大事。
②アベ流「働き方改革」を阻止すること。長時間労働をなくすと言いながら「残業代ゼロ」法を作ろうとする、同一労働同一賃金といいながら「派遣期間規制廃止、解雇しやすい限定社員制度を作ろうとする」などのウソを見抜いて本当の働き方改革を実現すること。
③春闘を国民春闘として闘い、社会保障削減を阻止すること。
 関野さんは、「おわりに」として「経済イシュー(課題)で野党と市民、労働組合の共闘を進めよう」「その共闘を土台に安倍政権に代わる新しい政府を提案することができれば安倍政権を倒すことが出来る」と呼びかけられました。関野さんが共同で取り組もうと提起された経済イシュー(課題)は次の3つです。
①最低賃金1,500円と抜本的な中小企業支援増額をセットで実現。
②正社員には成果主義、非正規派遣を自由化するなどの差別固定の「働き方改革」阻止。
③大企業、富裕層の応能負担で社会保障の充実、貧困の根絶を。です。

分かりやすく、聴いて元気の出るお話でした。がんばりましょう!
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