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「世界とアジアはどこに向かうのか」講演会に行ってみました

 二月十八日、岩国市で平和委員会が主催する講演会が開かれました。講師が日本平和委員会常任理事の川田忠明さんということで、ぜひ聞いてみたいと、参加しました。
 川田さんのお話は「トランプ政権と北東アジアの平和―日米首脳会談を受けて―」というテーマで、まず、今ヨーロッパでは国際テロ、移民問題、極右の台頭がある一方、反格差、反貧困、平和をめざす希望ある流れも大きくなっていることが話されました。米国については「なぜトランプ政権が生まれたのか」と問提起され、「大統領選挙の時にトランプ氏が語った景気、雇用、くらしの問題は米国社会の中で虐げられてきた中間層の心をつかんだ。トランプ氏に投票した人達の期待は健全なものであったが、トランプ氏が今やろうとしていることは軍事力による覇権主義、差別と排外主義、格差と貧困の拡大であり、トランプ氏を選んだ人達との矛盾が拡大する方向であり、また世界の希望ある流れにも逆行する」「日本には、このままアメリカ追随でいいのかということが問われている」と指摘されました。
 北朝鮮にどう対応するかということでは、「北朝鮮があるからアメリカの手助けは必要、抑止力は必要という人は多いが、実際には抑止力は効いていない。北朝鮮の挑発的な行動の狙いは何か、体制維持と各国からの支援を取り付けること、そのために米国との平和協定を結ぶこと。最近も北朝鮮の方から対話に応じる用意があるとのシグナルがいろいろな形で発信されている。ここをよく見て、懐深く対応することが大事。六カ国協議を土台にしながらもあらたな外交的挑戦が必要な段階に来ている」と話されました。
 中国による東シナ海、南シナ海などでの「力による現状変更」については「対中国ということでも米国の抑止力は効いていない。軍事的対立を避けつつ、外交的に優位に立つ戦略をとっているフィリピン政府の対応に学ぶべきことが多い。日本国憲法9条の立場こそが最良の現実的選択。相手を対話に引き込む。メンツや感情でなく、法と道理、歴史の真実で迫るという外交力を高めることが必要」と指摘をされました。約1時間半でとても内容の濃いお話でした。プロジェクターで画像も映しながらのお話だったので理解もしやすかったと思います。 岩国まで行った甲斐がありました。
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